澤田升男の感謝ブログ 住む・暮らすを考える 住もうよ沖縄店

省エネ

人間が豊かな生活を営む上で、電気・ガス等のエネルギーは不可欠なものです。
人類が生きていくためにエネルギーが必要です。
だからこそ、いつの時代も省エネは永遠のテーマと言えます。
住宅業界においても当然同じです。
この分野の成長は目覚ましいもので、日々新しい商品が開発されています。
しかし、日本の住宅の省エネは根幹がずれてしまっていることに大きな問題があります。
また、省エネは断熱と密接に関係していることを知る必要があります。
例えば、エネルギー大国のドイツでは外壁の断熱材厚みが20~50センチ、
床下では1メートルほどもあります。
これによって冷暖房等の屋内で消費されるエネルギーは極端に抑えられ、結果として省エネにつながります。
住宅文化の優れた先進各国では、とにかく『エネルギーを消費しない』という考え方が基本となっています。
日本とは考え方そのものが違うと言えるでしょう。
その証拠に、現在の日本の断熱は先進各国に比較すると非常にお粗末なものです。
家そのものがエネルギーを消費しないという考えではなく、
機械の性能を上げることがばかりに目が行きがちで、エネルギー消費が少ない機械を作ることにひた走っています。
しかし、家の性能が悪いことから消費したエネルギーはダダ漏れになっています。
その観点から、機械に頼らない(エアコンのいらない)断熱工法を推奨しています。

実際、私が推奨する家に住む方の中には、1年間を通して空調機器を数回しか使わない方や、
そもそも冷暖房機器そのものが家の中に無い家庭までがあるほどです。
電気代も家の大きさに関わらず月平均5,000円〜6,000円程度と消費が非常に抑えられています。

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