澤田升男の感謝ブログ 住む・暮らすを考える 住もうよ沖縄店

心に届くのは本物の思いだけ。

映画の作り方も知らない、人脈もない、お金もない主婦が、ある日突然、家にあるホームビデオを持ち、
「宇宙にある感謝の量を増やす映画をつくるんだ!」
と決め、完成した「1/4の奇跡~本当のことだから~」。
この映画の感動が人をつなぎ、世界をつないでいる。

何も知らなかったから
問題を乗り越えられた。

澤田

僕の仲間が入江監督の映画「1/4の奇跡」に出演した縁で、僕も入江さんと知り合うことができました。映画の完成は6年前ですが、映画を観て感動した人たちが、「自分のまわりの人にも観せたい!」と、自主上映の形で広がり、今では世界16ヵ国、14万人を動員し、今もその輪が広がっていると聞きます。実は、僕もその一人。「神様が宿る家」をつくる仲間たちと一緒になって、今夏から各地域で上映会を開いているところです。

入江

ありがとうございます。澤田さんは少年ぽい雰囲気があり、初めてお会いしたときから、不思議と懐かしさを感じています。この映画を気に入ってくださり、純粋な気持ちで広めてくださっているのが伝わってきて、とてもうれしいです。

澤田

しかし、映画製作の素人だった入江さんが、なぜそのような境地に至ったんですか?

入江

私もまさか自分が映画監督になるなんて夢にもおもっていませんでしたが、あるとき、「ありのままの自分を受け入れて、感謝のあふれ出す映画をつくろう!」という思いがワーッとわき上がってきたんです。それまで自分の事を好きだと思ったことは一度もありませんでした。それを隠して仕事のキャリア、結婚、出産と目に見える幸せを求めてきました。でも、外側をどんなに飾っても「自分はダメだ」という寂しさがあった。ところが、そのときはなぜか、「ダメな自分でいいから
、これをやりたい!」という気持ちになったんですね。しかも、ホームビデオがあれば映画が作れると100%思い込んでしまった(笑)。資金が要るとか、マイクや照明が要るとかを、知らないからこそできたようなもので、これだ!と思った瞬間、問題を問題と思わずに、前に突き進むことができたのだと思います。

作為的なものに人は心を動かされない。

澤田

今のお話を伺うと、無欲の勝利というか、見ている僕たちに入江さんの思いがストレートに伝わってきた理由が分かりますね。今の世の中は、感動を狙ったものが多いですが、作為的に感動を皿に盛られて、「はい、どうぞと」言われても、本物じゃないものに人の心が動きません。一瞬は感動しても、すぐに忘れてしまいます。入江さんの映画にはウソがないからこそ、多くの人が感動し、自主制作作品もかかわらず、これほど世界に広がったのだと思います。僕らも”一ミリも嘘のない家づくり”をやっていて、これが本物だとわかってくれる人がいるから、今、全国に「神様が宿る家」が広がっているのだと思いますし、分野は違いますが、そこに入江監督との共通点を感じます。

入江

それは本当におっしゃる通りだと思います。実は、私も余計な思いに引っぱられていた時期がありました。それまでの自分が「いいか」「悪いか」「できるか」「できないか」この2つの世界を生きてきた人間だったので、映画を作っている最中も、ついつい感動させたいとか、作為的に泣かせて「いい映画だね」と思わせたい、そうやって結果を出そうとしたんです。でも、映画にもご出演いただいた伊勢修養団の中山靖雄先生が、いいか悪いかじゃない、「いい風に」という世界があることを教えてくださって。その言葉を思い出しながら、2極の世界から抜け出し、思いだけを込めていくことができました。

澤田

僕も先日、中山先生にお目にかかったのですが、全てに批判がなく、あるのは許しだけ。先生のそばにいるだけで、今までの苦しかったこと、顔に出さずに笑顔で頑張ってきたことをすべて包み込んでくれる安心感がありました。その場で泣き出してしまう人もいましたね。

入江

先生は、人はみんな尊い、生まれてきただけですごい存在なんだという根本のところで相手と接しられるので、一緒にいると余計なものがどんどん外れていくんでしょうね。
先生にもう一つ教わったのは、世間的に正しくても間違っていても、自分が「これだ!」と思ったら、その想いを信じて進むことです。映画の完成試写会を「1000人の会場でやりたい」と言ったとき、周りは大反対でした。だって、無名の素人監督の作品で、そんな大きな会場が埋まるわけがない、少なかったらかえってカッコ悪いよって。でも、自分の中からわいてきた思いを疑わず、活動していったら、いろんな人に助けられて、結局は1000人の会場で立ち見まで出たんです。人生は常に選択の連続ですが、自分から出た答えを選び続けると、人の計算ではなく、天の計算が「いい風」に働いてくれるのではないでしょうか。

すべてのものに作り手の心があらわれる。

澤田

最新作の「天から見れば」は国連で上映されたそうですね。こちらも、「自分を大切にしたとき、初めて人のことも大切にできる」という入江さんらしいメッセージが伝わってくる作品で、恥ずかしながら号泣しました。今後、これらの作品を全国各地上映していきますので、読者の方にも楽しみにしていただきたいのですが、さらに社員教育、現場教育にこの映画をあ使わせてもらいたいと思っているんです。みんな大工の姿で生まれてきたわけじゃない。まず人間としてどういう心を持つべきか。そのことを考えさせてくれる映画だと思います。

入江

その話で思い出しました。ある京都の染物屋さんに聞いたんですが、染めには作り手の心が洗われるそうです。工程は全く同じなのに、夫婦ゲンカしたあとだと冴えない色しか出ない。家も同じではないでしょうか。今の自分がどんな思いで家を建てているのか、この映画を通してもう一回見つめてもらう機会になれば、これほど嬉しいことはありません。

澤田

映画の力というのは本当にすごい。今日はありがとうございました。

入江富美子様

入江富美子様

入江富美子
映画監督
大阪出身。ファッションデザイナーを経て、アロマテラピストのプロ養成専門学校講師として活動。その後、自身の体験から「あなたのままで大丈夫」というメッセージを多くの人に伝えたいと思い、未経験ながら映画「1/4の奇跡~本当のことだから~」(2007年)を制作。映画監督デビュー作であるこの作品は海外18か国1800か所で上映され、観客動員数は18万人を超える。他に「光彩~ひかり~の奇跡」(2008年)、「天から見れば」(2011年)も発表。全3作品とも日本だけでなく海外でも高評価を得ており、「天から見れば」は2012年にニューヨーク国連にて上映される。また村上和雄ドキュメント「SWITCH」(鈴木七沖監督)では、「ミッションを生きる」女性として出演し、話題となる。2016年には、国連NGO平和団体 “Peace Maker Group” の国連における平和フィルムフェステイバル映像審査員のアジア代表に選ばれる。著書に『1/4の奇跡~もう一つの、本当のこと~』(三五館)、絵本作家のぶみとのコラボ絵本『おへそのさき』『わけたらふえる?』(七田教育出版)。『へそ道〜宇宙を見つめる 使命を見つける〜』サンマーク出版より出版。

「すべては今のためにあったこと」(海竜社)中山靖雄著をプロデュース。

現在は、自ら考案した、自分を最大限に活かして人生を豊かにするための「へそ道(どう)」ワークショップを主宰。国内のみならず海外でも講演、ワークショップなどの活動をしている。人生全般に変化を起こす、わかりやすく、シンプルな手法が好評を呼んでいる。

(引用:オフィシャルブログ)

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